◆久留米の古墳8基 その2 2018年1月31日の記録


 

◆久留米の古墳8基 その1 2018年1月31日の記録 の続きです。

今回は以下の古墳です。

鷲塚古墳(わしづかこふん)
十連寺古墳(じゅうれんじこふん)
追分古墳(おいわけこふん)跡石碑
銚子塚古墳跡(ちょうしづかこふんあと)

◆鷲塚古墳(わしづかこふん)
これも分かりやすい墳丘が残っている古墳ですが、過去の写真からみるにおそらく前方後円墳だっただろうという記載がありました。

須恵器も発見されたようです。その他、日本製の変形獣帯文鏡(へんけいじゅうたいもんきょう)という鏡も出たそうです。

墳丘にはレプリカの埴輪が飾ってあります。

ここの看板でつぎの「十連寺古墳」を発見したので早速訪問することに…。

 

◆十連寺古墳(じゅうれんじこふん)
三潴町にある、円墳説と前方後円墳説のある古墳です。

石室は破壊された状態で発見されたそうですが、もっと早くに天井石の一部も取り除かれ、中には土砂が入り込んでしまっていたそう。

 

案内板の悔しげな説明がこう…心にクる感じです。住む街も違うのに「本当に惜しいことをした…」と思ってしまいます。

↓わかりにくいけれど横からパシャリ。

それでもそんな説明板を残してくださるのは嬉しいです。

「世界の人形館」のほうが気になるとか言ってはいけません。

 

◆追分古墳(おいわけこふん)跡石碑
ここも残念ながら墳丘などは残っておらず、古墳の石の一部であろうものが残されています。
大きな岩が残されています。


それにしても跡が多いですね、今回…。

 

◆銚子塚古墳跡(ちょうしづかこふんあと)
もはや正確な場所もわからず、詳しく調べてもおらず、特に案内板もないのでカウントはしませんが、マップ上にはでてきている銚子塚古墳跡。

先程の追分古墳のすぐ近くのようですがなんとも…。
細い道の割に車通りは多く、じっくり観察まではできていません。
跡とはいえ次なるリベンジ古墳になりそうです。

 

 

今回は全体的に下調べ不足で、発見はしたもののあまり満足のいく結果ではなかったです。
また消失、破壊が多いのも寂しかった…。
久留米は古墳めぐり初期に、御塚・権現塚(おんつか・ごんげんづか)などの立派なものを見ているのですが、こういう古墳もあるという現実でした。
墳丘が残っていることも、実は恵まれているのですね。

そしていつかまたこの辺の古墳で行けていない場所に行くつもりなので
その時にはちゃんと調べて訪問をしたいな…と感じました。

ただ、消失・破壊が多いといえど、古墳の跡がしっかり残されているのはこの地域の特徴のようです。消えてしまっても、あった事実は残すという。
それは少し羨ましくもあります。若干の消化不良と羨ましさを残し、今回は終了です。

 

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