「鳥が巣をつくる」って聞くと、「そりゃそうでしょ」って思いますよね。でも、作る場所が悪いと、私たち管理会社に依頼が来ちゃうんです。
よくあるのが電気メーターのカバーなんですよ。作りかけならまだ問題ないんですが、卵があったり雛がいると、もう壊せなくなっちゃうんです。
ご存知の方も多いと思いますが、もし壊したりすると法律違反で罰せられる可能性があるんです。そうなると、もう巣立ちを待つしかなくなっちゃいます…。
だから、作れないようにする処置が必要になってくるんです。簡単なのは、カバーの隙間に養生テープを貼って、カバー内に鳥が入れなくすることです。でも、テープを貼る前に中に鳥が残っていないかの確認を必ずしてくださいね!
確認方法は簡単です。手を突っ込んでみてゴソゴソすると、慌てて飛び出したりします。そのときはこちらも驚きますので、踏み台とかに乗っている場合は転ばないようにご注意ください。
こんな風に、管理の仕事って思わぬところで自然と向き合うこともあるんです。鳥たちにとっては住みやすい場所なんでしょうけど、私たちにとっては悩ましい問題になることも。でも、生き物たちと共存しながら、どうやって建物を管理していくか、いつも考えさせられますね。
皆さんも、もし電気メーターのカバーに鳥の巣を見つけたら、すぐに管理会社に連絡してくださいね。早めの対応が大切です。そして、鳥たちにも優しい対応を心がけましょう。
自然との共存、難しいけど大切なテーマだと思います。