意外と知られていない温水洗浄便座
お元気様です。
今週は温水洗浄便座についてのお話です。
いきなりですが、下の画像はなんだと思いますか?
「温水洗浄便座」?「ウォシュレット」?「シャワートイレ」?
色々答えが出てくるかと思います。
普段私たちが呼び慣れているのは「ウォシュレット」や「シャワートイレ」だと思います。しかし、不動産会社では、設備欄に「ウォシュレット」や「シャワートイレ」と記載できません。「ウォシュレット」や「シャワートイレ」と記載せず、「温水洗浄便座」と記載します。
温水洗浄便座とは?
では、「温水洗浄便座」とはなんのことでしょう。「温水洗浄便座」とは温水によっておしりを洗浄する機能がついたトイレのことです。その「温水洗浄便座」の種類に「ウォシュレット」や「シャワートイレ」があります。
ウォシュレット
「ウォシュレット」はTOTOが商標登録したトイレです。
TOTOは1960年代頃から、医療用や福祉施設用に温水洗浄便座輸入の販売をしていました。 その後、1980年に一般家庭用に温水洗浄便座の正式な販売を開始しました。
シャワートイレ
「シャワートイレ」はLIXIL(旧INAX)が商標登録したトイレです。
LIXILが「シャワートイレ」の販売開始したのはTOTOとほぼ同時期の1980年代です。
他にもパナソニックの「クリーンシャワレ」や「アラウーノ」、東芝の「クリーンウォッシュ」など各社固有の商標登録をしています。
まとめ
一般的には「ウォシュレット」や「シャワートイレ」と呼んでいるのは、TOTOやLIXILの「温水洗浄便座」の商品が業界シェア8割を占めており広く一般的に普及しているため皆が商品名を呼ぶようになったことが由来ということなんですね。